部下に仕事を割り当てる

仕事の管理

[設問]:部下に仕事を割り当てるときは、どのような条件を考慮しなければなりませんか

          


1.仕事の割り当て 分担目標を設定し、計画を立案したら、なすべき仕事の種類や範囲を定め、部下の人数と能力を検討したうえで、それぞれの仕事を担当する人を決めなければなりません。 仕事の成果が最も達成しやすく、しかも部下が積極的に意欲をもってそれぞれの仕事に取り組めるように、人と仕事を結びつけるのです。これは管理者の大きな役割の一つです。管理ではこのことを組織化と呼んでいます。 適切な割当をするには、次のことを考慮して行なうと良いでしょう。
@仕事の条件の把握 仕事をやってもらうわけですが、仕事が要求する条件には仕事の種類、内容、基準や仕事の要求する熟練度、作業量、その他の資格要件(職務遂行上要求される知識・技能・態度)などがありますから、まず管理者として仕事からみた要求する条件をよく把握しておかねばなりません。またその仕事の重要性・緊急性・将来性なども重要な条件です。
A部下の条件の把握 一方部下の側から見ると、部下の知識、経験、技能、態度や本人の興味、関心、意欲、自信、期待、希望、不安などを把握し、最適な仕事を結付ける必要があります。 仕事を割り当て、分担する際の基本的は、期待されている成果に向かって職場全体の能力をフルに活用し、部下の意欲を高めるにはどうしたらよいかということです。

原則は、 @必要な仕事はもらさず特定の個人に割当てること。
A同一個人への職務割当は、具体的で同種類・同目的のものであること。
B部下同士間の職務を不必要に重複させず、責任範囲を明確にすること。
C割当てた仕事の量は少なすぎず、やや多め(適量)であること
D部下の能力をややオーバーした職務を与えること
Eその職務に挑戦し、達成の過程で充実感や能力向上の機会がもてるようなまとまりのある仕事を与えること 部下に仕事を割り当てることを通し職場全体の仕事の仕組みをつくることであり、仕事を通して部下が育ちますから同時に仕事を割り当てることが部下育成の重要な手段でもあることを認識します。